【日商簿記2級編】おすすめの勉強方法を紹介!スケジュールの立て方や注意点についても解説。
はじめに
日商簿記2級は、企業が求める高度な簿記知識を習得し、財務諸表から経営状況を把握・分析できるスキルであり、取得することで就職活動や転職活動において有利に働く資格です。
一方、3級から試験範囲が大幅に増え、難易度が一気に上がるため、
「どうやって勉強すればいいの・・?」
「どれぐらいの勉強時間が必要・・?」
と思われる方もいらっしゃると思います。
そこで本記事では、日商簿記2級の試験概要や試験情報、合格に向けた効果的な勉強方法や勉強時間、勉強スケジュールや、試験当日の持ち物ややっておくべきことについてまとめていきます。
これから受験を考えている方は、試験対策に役立つ情報をぜひ参考にしてください。
簿記2級合格には独学と予備校のどちらがいいのか、勉強する際の注意点、当日気をつけるべきことについてもお話ししています!
日商簿記2級の試験について
まずは、日商簿記2級の試験についてざっとお話ししていきます。
試験概要
日商簿記2級について、試験概要をざっと以下の表にまとめてみました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験日程 | ペーパー試験:年3回(6月・11月・2月) ネット試験:随時(ネット試験会場によって異なる) |
| 受験料 | 4,720円(ネット試験は事務手数料として+550円) |
| 試験科目 | 商業簿記、工業簿記(原価計算含む) |
| 試験時間 | 90分 |
| 合格基準 | 70%以上(100点満点中70点以上で合格) |
| 合格発表日 | ペーパー試験:商工会議所によって異なるものの、試験日から約3週間後 ネット試験:試験終了後即時 |
日商簿記2級では、3級の商業簿記に加え、原価計算を含む工業簿記も試験範囲に含まれています。
それぞれ、以下の能力を有しているかを問う試験といえます。
商業簿記
-
会社の購買活動や販売活動など、得意先や仕入先との取引を記録・計算する能力
-
上記取引先や投資・出資してくれている人(=投資家または出資者)、また経営者や役員などに対して、適切かつ正確に報告するための決算書を作成する能力
工業簿記
- 経営管理を行うのに必要な、会社内部での部門別や製品別の材料・燃料・人員など、商品や製品を作るのに必要な資源の投入を記録・計算する能力
また、試験全体の問題構成と点数配分は以下の通りであり、全体で70点以上あれば合格となります。
-
第1問:【商業簿記】仕訳問題(20点)
-
第2問:【商業簿記】個別会計・連結会計など(20点)
-
第3問:【商業簿記】個別決算(20点)
-
第4問:【工業簿記】仕訳問題、費目別・部門別・個別・総合・標準原価計算(20点)
-
第5問:【工業簿記】標準・直接原価計算、CVP分析(20点)
簿記とは?決算書って何?と思われた方は、こちらの記事もチェック!
日商簿記についての投稿はこちら!
合格率
日商簿記2級の受験者データについてもまとめてみました。
受験者データ(統一試験)
| 実施回 | 申込者数 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|---|
| 第168回(2024.11.17) | 9,116名 | 7,589名 | 2,187名 | 28.8% |
| 第167回(2024.6.9) | 7,786名 | 6,310名 | 1,442名 | 22.9% |
| 第166回(2024.2.25) | 10,814名 | 8,728名 | 1,356名 | 15.5% |
| 第165回(2023.11.19) | 11,572名 | 9,511名 | 1,133名 | 11.9% |
| 第164回(2023.6.11) | 10,618名 | 8,454名 | 1,788名 | 21.1% |
| 第163回(2023.2.26) | 15,103名 | 12,033名 | 2,983名 | 24.8% |
| 第162回(2022.11.20) | 19,141名 | 15,570名 | 3,257名 | 20.9% |
| 第161回(2022.6.12) | 16,856名 | 13,118名 | 3,524名 | 26.9% |
| 第160回(2022.2.27) | 21,974名 | 17,448名 | 3,057名 | 17.5% |
| 第159回(2021.11.21) | 27,854名 | 22,626名 | 6,932名 | 30.6% |
| 第158回(2021.6.13) | 28,572名 | 22,711名 | 5,440名 | 24.0% |
| 第157回(2021.2.28) | 45,173名 | 35,898名 | 3,091名 | 8.6% |
| 第156回(2020.11.15) | 51,727名 | 39,830名 | 7,255名 | 18.2% |
※上記データは、ネット試験が開始された2020年12月以降を対象。
統一試験の合格率は、試験範囲に連結会計が導入された直後の第157回試験では10%を切っているものの、以降はおおよそ10%台前半から20%台後半の間と推移しています。
3級では多くの回で30%を上回っていたのに対して、2級では一気に下がっていることがわかります。
これは簿記試験自体が絶対評価であり、3級から2級にかけて難易度が急激に上がるため、合格基準をみたす受験者数が減少するためであると考えられます。
受験者データ(ネット試験)
| 実施期間 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 2024年4月~2024年12月 | 84,663名 | 31,254名 | 36.9% |
| 2023年4月~2024年3月 | 119,036名 | 41,912名 | 35.2% |
| 2022年4月~2023年3月 | 105,289名 | 39,076名 | 37.1% |
| 2021年4月~2022年3月 | 106,833名 | 40,713名 | 38.1% |
| 2020年12月~2021年3月 | 29,043名 | 13,525名 | 46.6% |
一方、ネット試験の合格率はそこまで大きなブレはなく、30%台後半〜40%台前半を推移しています。
統一試験と比べると合格率との差が大きく見えますが、この理由については後述の「統一試験よりもネット試験の方が簡単?」で触れていきたいと思います。
統一試験よりもネット試験の方が簡単?
他のサイトを見ていると、よく「ネット試験の方が簡単」という文言を見かけますが、実際、商工会議所HPを閲覧すると以下のように記載されています。
※2021年度から、統一試験、団体試験(ペーパー試験)、ネット試験方式で施行しております。試験問題について、3方式いずれも出題範囲や問題の難易度は同じです(新たな日商簿記検定のイメージをご参照ください)。
(出典:【簿記】商工会議所の検定試験HP(2級・3級受験者データ(ネット試験))
「団体試験(ペーパー試験)」は統一試験と形式は同様なので、この点は気にせずお話ししますが、「3方式いずれも出題範囲や問題の難易度は同じ」とあります。
ただ、「ネット試験の方が簡単」と感じられる方が多いのは、ネット試験は問題文がパソコン上で表示されるようになっており、受験者が読みやすいよう文章を短めに構成されているためであると考えられます。
また、「統一試験よりもネット試験の方が合格率が高い」=「ネット試験の方が簡単」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、「統一試験よりもネット試験の方が合格率が高い」のは以下の通りであると考えられます。
-
ネット試験は実施頻度が多く、受験者がそれぞれ好きなタイミングで受験することができるため、事前準備を十分に行なった上で申し込んでいる人が統一試験よりも多いと考えられるため。
-
ネット試験は試験終了後すぐに合否がわかるようになっており、不合格の場合でも翌日以降申し込み可能であることから、再挑戦したいという受験者のモチベーションアップになるため。
統一試験の受験者数が、ネット試験が同時並行となった第157回以降徐々に減少傾向にあることを踏まえると、比較的気軽に受験できるという理由でネット試験が選ばれるようになったといえますね!
いずれにせよ、統一試験よりもネット試験の方が簡単ということはなさそうです。
統一試験とネット試験の違いについてはこちらの投稿にて解説!
日商簿記2級合格のために必要な勉強時間とスケジュール
合格のために必要な勉強時間
日商簿記2級に合格するための勉強時間は、約200〜500時間とされています。
後述の**「日商簿記2級の勉強方法」でもお話ししますが、講義を受けずテキストのみでご自身で勉強される場合**と、通信講座や予備校でのリアルタイム講義を利用する場合があること、また、個々人によって勉強ペースが異なるため、上記の勉強時間はあくまで目安となります。
それよりも重要なのは、この勉強時間を費やせばよいというよりは教材の内容をしっかり理解することにあるかなと思います。
なお、受験者の中には、
-
学生の方や働きながらの方のように片手間で勉強される方
-
学生の方や個人事業主の方の中でもまとまった休みが取れる方のように勉強に専念できる方
と、さまざま方がいらっしゃると思います。
1日あたりどれぐらい勉強時間を確保できるかにもよりますが、前者は約5〜7ヶ月、後者でも約1〜2ヶ月が目安となります。
あまり時間をかけすぎるとせっかく覚えたことを忘れてしまって効率が悪くなってしまうので、毎日一定時間を勉強に充てることを意識して、だいたいのトータル勉強時間を1日あたりの勉強時間に振り分けていくのがおすすめです!
勉強スケジュール
上述の「合格のために必要な勉強時間」でお話ししたトータル勉強時間を踏まえ、下記のスケジュールで勉強していくとよいです。
| No. | 勉強時間(目安) | 勉強内容 |
|---|---|---|
| 1 | 〜約100時間 | テキストや講義内容を一通り理解する |
| 2 | 〜約50時間 | 問題集を解く |
| 3 | 〜約40時間 | 予想問題を解く |
| 4 | 〜約20時間 | 直近1,2回分の過去問を解く |
1. テキストや講義内容を一通り理解する
まずは、テキストや講義をしっかり熟読・受講し、一通り内容理解に努めるよう意識するようにしましょう。
テキスト途中で例題が出てくる教材であれば合わせて解きたいところですが、なければ自分で説明できるようにしたいですね。
2. 問題集を解く
テキストや講義の内容を章ごとなどで理解したら、問題集を解くようにします。
問題を解き終わったら答え合わせをし、間違えた問題についてはテキストに戻って理解の洗い直しをしましょう。
正解した問題についても、「なんとなく回答したらあっていた」「消去法で回答した」などであれば、同様に理解の洗い直しをした方がよいです。
また、一度解いたらOKではなく、 正解するまで何周か(目安は3周程度、苦手な問題があればそれ以上)すると理解が確実に定着します。
3. 予想問題を解く
市販のテキストを購入する場合は、巻末に予想問題がついてきたり、予備校の簿記講座には必ず予想問題が配布されます。
基本的には2と同様で、まずは解く、次に答え合わせ、最後に間違えた問題や理解が曖昧な項目をテキストや問題集で復習するようにしましょう。
ただし、予想問題は実践重視であるため、試験時間である90分で測って解くのがよいです。
最初は90分以内に解き終わらないと思いますが、まずは時間制限内に解き、残りの問題と追加で要した時間、時間制限内に解き終わらなかった理由の分析を行うようにしましょう。
4. 直近1,2回分の過去問を解く
直近1,2回分、余裕があれば3回分の過去問を解きましょう。
こちらも時間を設けて解くようにするとよいです。
過去問は実際に出題された問題であるため、3よりは頻出問題の直近の傾向を掴んだり、文章のクセに慣れていったりするイメージです。
日商簿記2級の勉強スタイル
日商簿記2級を勉強していく上で、「独学でも合格できるの?」「やっぱ予備校とか通った方がいいのかな・・」と思われる方も少なくありません。
結論からいうと、2級に関しては予備校を利用するか、最近話題の無料の簿記講座を利用して勉強を進めた方が、トータルでよいと筆者は考えます。
では、なぜ予備校を利用した方がよいと考えるのか、独学で勉強する場合と予備校を利用する場合の違いや、最近話題の無料の簿記講座とあわせてお話ししていきたいと思います。
独学派?予備校派?両者の違い
まずは、独学がよいか予備校通いがよいかを決める前に、ここでいう独学派と予備校派について定義づけしましょう。
-
独学派:テキストをご自身で進めたい方
-
予備校派:簿記講座に申し込んで実際に予備校に通いながら勉強したい方
それぞれ、どのような人に向いているのかについて、まとめてみました。
| 項目 | 独学派 | 予備校派 |
|---|---|---|
| こんな人向け | 自分でスケジュール管理ができる。 自分で教材を読み進めることができる。 コストを最低限(受験料と教材代のみ)に抑えることができる。 学習経験者や実務経験者の場合は部分的に学習可能である。 | スケジュール管理が苦手。 自分で教材を読み進めることが難しい。 内容の理解度が深まる/定着しやすい。 講師に気軽に質問や指導を受けることできる。 添削指導を受けることができる。 学習場所(自習室など)が用意されている。 |
ただし、すべてがあてはまるからこちらを選んだ方がよい、ということはありません。
「スケジュール管理自体はできるけど、講義を受けながら勉強したい」ということであれば予備校に通う、「スケジュール管理はそこまで得意ではないけど、2ヶ月間であれば自分でスケジュールを立てて自分で勉強を進めたい」ということであれば独学、という選択ももちろん可能です。
最近話題の無料の簿記講座について
また、最近ではYouTube動画や無料で開講されている通信講座も提供されています。
| 項目 | 無料講座派 |
|---|---|
| こんな人向け | 自分でスケジュール管理ができる。 コストを最低限(受験料と教材代のみ)に抑えることができる。 学習経験者や実務経験者の場合は部分的に学習可能である。 内容の理解度が深まる/定着しやすい。 コンテンツによっては講師に質問や指導を受けることできる。 |
いわゆる、独学派と予備校派のハイブリッドともいえます。
現在では「【簿記系YouTuber?】ふくしままさゆき」の動画や、無料で開講されている「CPAラーニング」も普及しており、筆者の周りで2級を目指している人も利用している方が多いです!
結局おすすめの勉強スタイルは?
この章の冒頭でもお話しした通り、予備校を利用するか、無料の簿記講座を利用して勉強を進めた方がよいと考えます。
理由は、主に以下の通りです。
出題範囲がかなり広い
簿記2級は、3級の試験範囲に加えて工業簿記が増えたり、同じ商業簿記でも応用的な問題や連結会計が増えたりします。
これらを独学で、テキストの文章のみで対応しようとしても、実務経験者でない限り理解するのにかなり時間と労力がかかってしまいます。
最近の予備校や無料講座では、わかりやすく解説してくれるコンテンツが非常に多いため、しっかり講義を受けて内容を理解していけば、トータルとして時間も労力もかかりません。
独学者にとってつまずきやすい論点が増える
工業簿記や連結会計についてはかなり難易度が高いため、初学者はまずつまずきます。
つまずきやすいポイントについては、講義でしっかり押さえた方が、本番はもちろん実務でも生かすことができます。
試験時間がタイトになる
3級から2級にかけて試験範囲が増え難易度も急激に上がるにもかかわらず、試験時間は60分から90分とわずか1.5倍にしか増えず、非常にタイトな試験時間で回答していく必要があります。
講義形式では、テキストを読み進めるだけではわからない問題文の読み解き方や計算テクニックが紹介されるので、試験本番の対策も十分に行えます。
おすすめ教材や予備校、講座については、こちらの投稿にて解説!
日商簿記2級を勉強する際の注意点
教材や講座は1冊(または1つ)に絞る
「何冊か教材を使えばより理解を深まるのでは・・?」「この講師の講義はわかりづらいから乗り換えよう」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、複数の教材や講義を利用するのはかえって非効率です。
勉強を始める前に、必ず書店や口コミ、お試し講義を受講して比較し、ご自身にあったものを利用しましょう。
勉強時間は教材のインプット・アウトプット作業に比重を置く
「勉強スケジュール」の章でもお分かりの通り、勉強時間の比重について、教材(テキスト・問題集)のインプット・アウトプットに占める割合が大きいです。
予想問題や過去問を解くことも大事ではありますが、内容理解を網羅的かつ正確に定着させるために、この点は意識しておきましょう。
インプット・アウトプットはバランスよく行う
「内容をきちんと理解したが、なかなか覚えられないからテキストばかり読んでいた(インプット中心)」という方と、「テキスト読んでるとなかなか頭に入らないし眠くなるから、問題集ばかり解いていた(アウトプット中心)」という方と、インプットかアウトプットかどちらかに偏る人が意外と多い印象です。
特に、最初はインプットとアウトプットの割合を1:1で行うと、より定着しやすくなります。
暗記中心にならない
これはよく言われることではありますが、始めは聞き慣れない用語が出てくるため、どうしても「覚えなきゃ・・」と思ってしまいます。
ある程度の暗記は必要ですが、簿記の用語は各章に何度か出てくるので、教材を進めていったり問題集を解くタイミングで覚えていくものです。
1回1回暗記するというよりはまず一通りテキストを読み進めていき、内容理解を優先していくとよいでしょう。
過去問は直近1,2回程度までを1,2周程度でOK
これは「勉強時間は教材のインプット・アウトプット作業に比重を置く」とも重複すると思いますが、よく過去問を中心教材として勉強される方が多い印象です。
過去問を中心教材にしてしまっても内容が網羅的にインプット・アウトプットできないですし、過去に出題された問題は以降そのまま出題されることはないので、意外と効率の良い勉強方法ではありません。
あくまで、過去問を解く趣旨は、頻出問題の傾向を掴んだり文章のクセに慣れていったりすることなので、問題の解き過ぎには注意しましょう。
中には、「過去問で間違えたところは解き直さなくてもいいの?」という質問が飛んできそうですが、この点はテキストや問題集をしっかりこなすことでカバーされているので、過去問は答え合わせをして間違えたところを見直す程度で問題ありません。
もし不安な方や、過去出題された問題も確実に押さえたいという方は、テキストや問題集を再確認したり、マーカーやシールなどでマークしてもよいでしょう。
試験当日について
日商簿記2級だけに限りませんが、試験当日についてお話ししていきます。
当日の持ち物
統一試験とネット試験の場合で異なる点もありますが、以下にまとめてみました。
| 持ち物 | 必須/推奨 | 詳細・注意点 |
|---|---|---|
| 計算器具 | 必須 | 電卓(関数電卓・プログラム機能は除く)またはそろばん ※プリンター内蔵、メロディー音の出るもの、携帯コンピュータ(電子手帳を含む)、携帯電話などは使用不可。 ※ネット試験の場合、そろばんの持ち込みは不可。 |
| 身分証明書 | 必須 | 氏名、生年月日、顔写真が確認できる証明書(運転免許証、パスポート、写真付きの住民基本台帳カード、個人番号カード、学生証、社員証など、原則として、第三者機関発行のもの) ※電子媒体やコピーは不可。 |
| 受験票 | 必須(統一試験のみ) | 当日までに受験票ログインページより、各自両面が白紙のA4サイズ用紙に印刷し、試験当日に必ず持参 ※スマートフォンやタブレットで表示して提示することは不可。 ※ネット試験については、本人確認書類にて確認するため、受験票は不要。 |
| 筆記用具 | 必須(統一試験のみ) | HBまたはBの黒鉛筆・シャープペンシル、消しゴムのみ ※試験中の落下や破損に備えて、予備を持参しておくことを推奨。 ※ネット試験については筆記用具の持ち込み不可(当日会場よりボールペンの配布あり) |
| 時計 | 推奨(統一試験のみ) | 腕時計のみ使用可 ※会場によっては時計がない場合があるため、持参推奨。 ※情報通信機能のある時計や音を出す時計、スマートフォン、携帯電話などを時計や計算機代わりに使用することは不可。 |
| 教材 | 推奨 | 必須ではないものの、当日試験前の確認のため、多くの受験生が持参。 |
| 上履き | 推奨(会場によっては必須) | 会場によっては上履きの持参が必須の場合は、備考欄に記載あり。 |
試験前にやっておくべきこと
試験会場内の施設を確認しておく
必ず、お手洗いの場所を確認しておきましょう。
また、3級と2級を同日受験する場合は試験会場も同じなので、休憩スペースや近くのカフェやコンビニの有無などを確認しておいてもよいでしょう。
受験票や筆記用具、身分証明書を準備しておく
試験前に必ず行うことではありますが、できれば到着後すぐに行うことをおすすめします。
身分証明書は当日忘れると受験はできませんが、受験票や筆記用具を忘れていたり紛失していたりする場合、到着後すぐに確認を行えば、コンビニ行って受験票を印刷したり筆記用具を購入したりすることができるからです。
筆者の場合は、どれだけ勉強していても試験開始直前はそわそわしていることが多いため、あらかじめ受験票や筆記用具、身分証明書を机の上に出しておくようにしています!
教材をおさらいする
こちらもみなさん必ず行なっていますが、試験前に確認しておきたいことを教材で確認するようにしましょう。
ただし、試験開始直前は意外と頭に入ってこないため、最低限確認するぐらいのがよいかと思います。
深呼吸する
完全に精神論にはなりますが(笑)、特に緊張したり気持ちが落ち着かなかったりすると、体の中に空気がたまりがちになります。
深呼吸をするだけで酸素が脳内に回り冷静になれる、リラックス効果もあるので、おすすめです。
試験中に気をつけておくべきこと
時間配分に気をつける
「日商簿記2級を勉強する際の注意点」でもお話しした通り、2級は3級に比べて、試験時間が非常にタイトになります。
大きく5問あるので、例えば1問あたり15分で解くようにし、わからない問題はいったん後回し、一通り問題を解き終えたら残り時間でわからない問題に着手するとよいでしょう。
わかる問題から解くことを意識する
試験開始直後は問題用紙を2,3分で一通り通読し、なんとなくこれならすぐ解けそうという問題から着手していきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
日商簿記2級は、3級に比べて分量や難易度のレベルが上がるので、十分な勉強時間を確保し、正しく理解しながらも効率よく勉強していけば合格できる試験です。
また、2級に合格すれば実務に大いに生かすことができるので、勉強のタイミングで理解を定着させるとよいでしょう。
本記事が、みなさんの勉強にお役に立てると幸いです!